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「みずいろ」のレビューNo.1

「みずいろ」のレビュー1回目です。

「萌え」という単語がオタクの間に広く浸透してもう10年以上になるでしょうか。
当然、「萌え」は美少女ゲームでも重要な要素。
そんな「萌え」要素をとことん煮詰めて作られたのが、今回紹介するねこねこソフトの『みずいろ』です。

『みずいろ』は2001年に発売された作品で、作品のキャッチコピーは「離れえぬよう、流されぬよう、ぎゅっと…」。

ドジな幼馴染み、優しい妹、喧嘩仲間のクラスメイト、天然な先輩、主人公を慕う後輩、と、「美少女ゲーム世界での「普通」」をテーマにして作られた作品でもあります。

まさにタイトル通り「みずいろ」のような透き通った淡い想いを描いた作品と言えるでしょう。

ゲームスタイルはオーソドックスなADV。
特徴的なのは、「過去パート」と「現在パート」があり、過去パートでは主人公とヒロイン達との子供時代のエピソードが描かれ、そこでの選択によって現在パートに分岐するという点。

ヒロインは全部で5人。
主人公・片瀬健二の義理の妹・雪希(ゆき)、幼馴染みの早坂 日和(はやさか ひより)、クラスメイトの小野崎 清香(おのさき きよか)、先輩の神津 麻美(こうづ あさみ)、後輩の進藤むつき。

どのキャラの設定も「美少女ゲーム界での「普通」」を狙って作られていますが、その分「定番」をしっかりと押さえたキャラ作りをされているので、萌えはばっちりです。

『みずいろ』はまさに「萌えゲー」の頂点と言っても過言ではないのです。


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