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『H2O -FOOTPRINTS IN THE SAND-』のレビューNo.3

  • 2009-01-25 (Sun)
  • H2O
『H2O -FOOTPRINTS IN THE SAND-』のレビュー最終回です。

この作品の特徴的なシステムが、琢磨が盲目であるという設定を反映した「Blindness Effect(ブラインドネスエフェクト)」システム。
この設定をONにすると、グラフィックが白黒で表示されます。

主題歌は音楽製作チーム・PixelBee(ピクセルビー)による『H2O』 『DREAM』 『FOOTPRINTS IN THE SAND』 『TOMORROW』の4曲が収録されており、どれもボーカルのmonet女史の開放感あふれる歌声で歌われており質が高いです。

グラフィックはキャラクターデザイン・原画ともに現在非常に受けの良い「萌え」系のど真ん中を行くもの。

キャラクターデザインはどのキャラも非常に可愛らしく、グラフィックはキャラの立ち絵、イベント絵、背景にいたるまで大変美麗で、文句の付けようがないでしょう。
背景画は田舎の牧歌的な風景を大変綺麗に描いています。

シナリオはどのヒロインのものも切なく、ほろりとさせられるものです。
各ヒロインが心の内に秘めた想いを知った時、あなたは心を揺さぶられるでしょう。
BGMも効果的に物語を演出してくれます。

『H2O』は、ケロQの実績を生かした、ブランド処女作とは思えないほど完成度の高い作品です。
萌えも切なさもばっちりです。
とくにはやみはツンデレ好きにはたまらないキャラです。
最初は完全に主人公を拒絶しているため、想いが通じてデレてくれた時の破壊力は凄まじいです。

良作の美少女ゲームをプレイしたい方、ツンデレ好きな方、また美少女ゲーム初心者の方にも『H2O』はお薦めです。

ぜひファンディスクの『√after and another』と合わせてどうぞ。


『H2O -FOOTPRINTS IN THE SAND-』のレビューNo.2

  • 2009-01-23 (Fri)
  • H2O
『H2O -FOOTPRINTS IN THE SAND-』のレビュー2回目です。

『H2O』は、光を失い盲目になった主人公・弘瀬琢磨が、都合により都会の家を離れ、田舎に住む叔父の家へと居候することになります。

転校先の学園で彼は気が強く他人に心を開かない「小日向はやみ」、琢磨のクラスの委員長を務める心優しい少女・神楽ひなた、自らを「時ノ音の精霊」と自称する元気いっぱいの少女・音羽(おとは)という三人の少女たちと出会います。

彼女たちとの出会いは琢磨に何をもたらすのでしょうか。

そして彼女たちがひそかに心に秘めている傷とは。その傷を琢磨は癒せるのでしょうか…。

はやみは他人を拒絶する性格で、琢磨にも心を開こうとしません。
クラスでは何の理由からか、陰湿ないじめに遭っていますが、逆らうことなくその状況を受け入れています。
自分には構わないでほしいと琢磨に言いますが、そんな彼女の本当の心が琢磨は気になり…。

ひなたは琢磨がやってきた「沢衣村」の村長の孫娘。
お嬢様であることを鼻にかけたりしない優しく礼儀正しい性格で、クラスメイトたちからも好かれています。
少々ドジで、階段から転げ落ちたところを琢磨に助けられていらい琢磨を「弘瀬さま」と呼んで慕ってきます。

音羽は琢磨が村で一番最初に出会った少女。
自分のことを「ボク」と呼ぶ底抜けに明るい性格をしており、琢磨を見つけるたびに抱き付いてすりすりと身体を寄せてきます。
琢磨以外の人間には彼女の姿は認識できないようですが…。正体は謎の少女です。

どのキャラも魅力的ですが、特にはやみは正統派ツンデレキャラ。
デレた時の可愛さはたまりません。
ツンデレ好きな人にはお薦めのキャラです。


『H2O -FOOTPRINTS IN THE SAND-』のレビューNo.1

  • 2009-01-22 (Thu)
  • H2O
『H2O -FOOTPRINTS IN THE SAND-』のレビューを今日から3回に渡って紹介したいと思います。

現在「萌えゲー」が主流の美少女ゲーム界ですが、哲学ゲー、燃えゲーなど独自のスタイルの作品をリリースしているブランドに「ケロQ(ケロキュウ)」があります。

絵柄はどれも可愛いものながらその一癖も二癖もある作風に固定ファンも多く、美少女ゲーム界で独自の地位を確立しています。

ケロQは処女作の『終の空(ついのそら)』で「哲学」をテーマとして扱い、「集団自殺」「世界の終わり」などを取り上げ、そのかなりどぎつい内容でユーザーの度肝を抜きました。


二作目『二重影』では渋い時代劇を展開。
熱い燃えゲーとして多くのファンを獲得し、コンシューマーにも移植されました。


三作目『モエかん』はキャラクター全員が可愛らしいメイドさんだったため、萌えゲーかとユーザーに思わせておいて実際はメイドたちによる熱いバトルが展開される燃えゲーだったという相変わらずの作風を示してくれました。


その「ケロQ」の姉妹ブランド「枕」からブランド処女作として2006年にリリースされた作品が、今回紹介する『H2O -FOOTPRINTS IN THE SAND-』です。

ゲームのスタイルはビジュアルノベル。
シナリオの良さ、キャラクターの可愛さ、グラフィックの美しさ、主題歌・BGMの良さなど総合的な完成度の高さによりヒット作となり、ファンディスク『√after and another』も発売され、TVアニメ化、漫画化などもされました。


フィギュア、グッズなどの関連商品も数多く発売されています。


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