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「秋桜の空に」のレビューNo.3

「秋桜の空に」のレビュー最終回です。

『秋桜の空に』のゲームスタイルはオーソドックスなADVなのですが、システムがかなりひどく、非常に使いづらいものであったため、後にユーザーによる使いやすい互換システム「C.H.A.O.S.」がフリーで公開されました。
オリジナルのシステムより格段に使いやすいため、『秋桜の空に』をプレイする場合はこのシステムをダウンロードして使うことをお薦めします。

『秋桜の空に』は『ONE~輝く季節へ~』や『Kanon』のような話の流れをしており制作側もそれを狙ったのでしょうが、この作品で泣き要素は完全に蛇足になっています。

純粋にコメディとキャラ萌え作品として楽しむことをお薦めします。
個性豊かな主人公や彼を取り巻くキャラによって織りなされるギャグは抱腹絶倒のもので、すずねえや晴姫、カナ坊の存在はかなり笑えるものでありながら同時に非常に萌えられるものだからです。

発売から数年経っているにも関わらず、いまだに「萌える姉キャラ」として非常に人気のある位置にいるすずねえ。
正直、この作品はすずねえのためにプレイする価値があると言っても過言ではありません! 

「姉属性」がない人もぜひプレイしてみてください。
プレイすれば必ずすずねえの甘さに骨抜きになります。
美少女ゲーム界を見渡しても、ここまで主人公を甘やかしてくれるキャラはいまだ他に存在していません。

『秋桜の空に』は小説、ドラマCDも発売されていますが、どちらもシナリオをゲームのシナリオライターである竹井10日氏が手掛けているため、原作の味を損なっておらず評価が高いです。

「姉萌え」ゲームをプレイしたことがない人、笑えるゲームがやりたい人、萌えるゲームがやりたい人はぜひどうぞ。

あなたも「姉萌え」に目覚めてみませんか?


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