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Fate/stay nightのレビューNo.2

『Fate/stay night』のレビュー2回目です。

持ち主のあらゆる願いを叶えるとされる「聖杯」。
7人の魔術師(マスター)はそれぞれ7騎の使い魔(サーヴァント)と契約し、聖杯を巡り戦う。最終的に聖杯を手にできるのはただ一組。
魔術師とサーヴァントは最後の一組になるまで殺し合わなければいけない。
主人公・衛宮士郎は幼い頃父に魔術を教わるも才能を見いだせず、半人前の魔術師として普通の生活を送っていた。
しかし偶然、すべてのサーヴァントの中で「最強」とされる「剣士」のサーヴァント・セイバーと契約してしまったことから、血みどろの聖杯戦争に巻き込まれてゆくことになる…。

この作品の魅力は、とにかく熱いキャラクター同士のバトルシーンでしょう。
サーヴァントは各々、セイバーなら剣、ランサーなら槍など武器を持ち戦います。
画面演出がすばらしく、剣戟の画面エフェクトや剣が交差する音などが非常にリアルに表現されていて、プレイヤーを物語に引きずり込んでくれます。

またキャラクターが多いのですが、味方から敵キャラ、脇役にいたるまで皆非常に魅力的で、敵キャラにも格好良さを感じてしまうでしょう。
セイバーや凜、ライダーなどの女性キャラも女性ながら非常に凛々しく素敵です。
美少女ゲームながら男性キャラが非常に立っているのも特徴で、アーチャーやランサーなどはとても男らしく雄々しいです。

物語はヒロインによって全部で3ルートあり、セイバールートが「Fate」、凜ルートが「Unlimited Blade Works」、間桐桜ルートが「Heaven's Feel」となっています。
物語は『月姫』と同じくかなり長いのですが、語り口の魅力やバトルシーンのスピード感もあって苦痛を感じることはあまりないでしょう。


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